コーヒー豆で買うか粉で買うか。
ミルを持っているなら豆、持っていないなら粉。
基本的にこれだけで豆か粉かを決められていると思います。
結論から言うと、僕は基本的には粉で買うのはオススメしていません。
コーヒーは焙煎したての豆を買って、飲む前に挽くのを強くオススメしています。
理由は保存期間と香りの違いです。
保存期間の違い
コーヒーは焙煎後から酸化が始まります。
酸化したら、嫌な酸味が出てきて、すっぱいおいしくないコーヒーになってしまいます。
酸化は豆が空気に触れることによって進みますが、豆の状態より粉の状態の方が空気に触れる表面積が多くなるため、粉の方が早く酸化します。
保存期間は豆だと常温で約1ヶ月、粉だと常温で約1週間が限度でしょう。
豆と粉だとこれだけの差が出てきます。
購入する量にもよりますが、豆で購入した方が確実に
おいしいコーヒーが頂ける期間が長いので絶対にオススメです。
また、適切な保存方法は下記をご覧ください。
http://localhost:8888/wordpress/blog/231/
香りの違い
コーヒー豆の中には香り成分がたんまりと含まれております。
コーヒー豆を挽いた時にはその香りがするんですが、挽いた途端にどんどん逃げちゃうんですね。
コーヒー豆を挽いてすぐに淹れると、香りも一緒についてきますが、粉の状態で保存することにより香りが逃げ、淹れた際に香りがしなくなっちゃうんです。
コーヒーに香りを求める人が多いという統計もあります。
人間は味覚だけでなく嗅覚が味を判断するということも分かっています。
こんな経験はありませんか?
風邪をひいて、鼻が詰まっている時「あんまり味がしない」と感じたことないですか?
それは、匂いを感じれず味の感度が下がってしまい、嗅覚からの情報が得られないため、味の判断が遅れているからなんです。
コーヒーもそういうことなんだと思います。
香りを嗅ぐことでコーヒーの味をより感じやすくなり、より一層おいしく飲めるということですね。
以上の2つの理由で僕は豆のままで購入することをオススメしております。
ほんとちょっとの手間だけです。
電動ミルで10秒もあれば挽けちゃいますよ!!
今回はここまで。
あなたの暮らしに『しあわせなひと時を』
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