そらでは久々にパナマのコーヒー豆の入荷です。
パナマといえば、ゲイシャを連想させるコーヒーマニアの方もいらっしゃいますよね。
パナマゲイシャというとエスメラルダ農園のゲイシャが世界的に有名です。
正直、価格が高いっ!(笑)
このあたりのコーヒーはマニア向けといいますか、ごく一部の方が購入されるものかと感じています。
今回入荷したパナマ ハートマン農園でもゲイシャの栽培をされていますが、ゲイシャではなく一般的な品種、カツーラです。
一般的なというと、何故か期待値を下げてしまうような言い方になりますが、このハートマン農園、パナマでもとっても有名な農園さん。
100年以上にわたってコーヒー事業を営んでいます。
ベスト・オブ・パナマにも何度も入賞しており、世界的にも有名な名門コーヒー農園で数々のコーヒーラバーを魅了し続けています。
パナマで有名な産地はボルカン地区とボケテ地区。
パナマの西、お隣りコスタリカとの国境近くに、最高峰バルー火山があり、ボルカン地区はそのお膝元。
パナマのコーヒー農園は、このバルー火山のふもとボケテとボルカン地区に集中しています。
ハートマン農園はその地域ではないものの、近隣のカンデラ地区サンタクララで自然を愛し共存する考えの下で、周囲の原生林で暮らす在来動物とコーヒーを育む湧き水を守りながら、環境に優しいコーヒー栽培を行っています。
以前はパナマのカルメン農園という、これまパナマで1,2を争う有名な農園さんのコーヒーを販売していましたが、現地の商社さん(エクスポーター)からの連絡が途絶えたとのことで、入荷がなくなるということがありました。
今回のハートマン農園は日本の商社さんが長年取引をされている農園さんで毎年入荷があるそう。
とはいえ、いろいろな事情があり事業を継続できなくなったりする可能性はあります。
価格もパナマの農園者にしては、思ったより高くなく、なんとか仕入れることができる価格帯。
酸味が控えめで朝煎りが初めての方にも飲みやすいと思います。
浅煎りが得意でない、奥さんに何も言わずに飲んでもらったら、美味しいっ!と言ってました。そんなに浅煎りっぽくなかったそうです(笑)