焙煎幸房“そら”オススメのコーヒー豆10選!
焙煎幸房“そら”オススメのコーヒー豆をご紹介!
そらには常時約20種類のコーヒー豆が置いてあります。
普段飲みのコーヒー豆から、高級コーヒー豆、デカフェ豆もご用意しています。
その中で、店主の僕がこれを飲んで欲しい!ってコーヒーをご紹介。
1、インドネシア マンデリン トゥルーブルー 深煎り
最高のマンデリン入荷しました!でもご紹介したマンデリンです。
このトゥルーブルー、個人的に今まで飲んだマンデリンの中でも一味違います。
どうやら産地の傾向のようでインドネシアのスマトラ島、リントン地区のマンデリンの特級品がトゥルーブルーの美味しさの秘密。
マンデリンというと、アーシーという表現が使われることが多いのですが、なんだそれ?という感じですよね(笑)
アーシーとは「土のような」という意味なのですが、マンデリンのアーシーはいい意味で捉えられています。
このトゥルーブルーはそらが使用している焙煎機メーカー専用のロット、ブランドになっていてこのコーヒーにかける思いはかなり熱いものがあります。
お客様からも嬉しい感想を頂いてます。
希少なインドネシア マンデリン トゥルーブルー。
生産量も決して多くはないので、飲めるうちに飲んでみてください!
2、インド クメールゴデ農園 深煎り
そらのコーヒー豆の中でもファンの多いのがこのインドのコーヒー豆。
一番最初に扱ったのはポアブス農園。とっても珍しい生産方法でとっても美味しかったんです。
しかしながら、珍しい生産方法が仇となったのか生産が難しく、入荷できなくなるという自体に。。。
そんなとき出会ったのが現在のクメールゴデ農園。
インド クメールゴデ農園もとっても素晴らしい品質のコーヒー豆を生産してくれています。
今まで飲んで頂いていた方にもご満足いただけるようなコーヒーで、クセがなく深煎り好きの方にはピッタリ。
インドと言うとコーヒーの馴染はないかもですが、そらのお試しセットの浅煎り、中煎り、深煎りセットの深煎りを担うのはこの、インド クメールゴデ農園です。
それだけ自信があります!!
3、ウガンダ アフリカンムーン ジャッカル 中煎り
このウガンダ アフリカンムーン ジャッカルも、焙煎機メーカー専用のロット、ブランドになっていて選びぬかれたコーヒー豆です。
ウガンダのコーヒーを飲んだことがある方はどれくらいいるでしょうか。
恐らくあまりいないのかなぁ、と軽く想像しますが、あまりメジャーな国ではありません。
しかし、このウガンダはアフリカの国。アフリカの国のコーヒーはどこも凄さがあります。
このウガンダ アフリカンムーン ジャッカルの最大の特徴はなんといっても、香りと甘さ。
このなんとも言えない甘い香りはウガンダ アフリカンムーン ジャッカル唯一無二。
浅煎りから深煎りまで、どの焙煎度でも美味しく飲めるのもいいです。
4、ブラジル アマレロブルボン 中煎り
僕がコーヒーにハマったきっかけになったのが、ブラジル アマレロブルボン。
ブラジル アマレロブルボンでコーヒーにハマるのは、ちょっと珍しいかもしれませんね(笑)
エチオピアイルガチェフの浅煎りに衝撃を受けたとかはよく聞くのですが。
僕にとってはコーヒーは苦いもの。という概念を覆してくれたのが、ブラジル アマレロブルボンでした。
ハマった当時はブラジル アマレロブルボンばかり飲んでいました。
たまに、違うものも買ってみるんですが、やっぱり違う。ブラジル アマレロブルボンがいいんです。
そんなこんなで、ブラジル アマレロブルボンを仕入れるときはしっかりと比べます。
なので、毎年違う農園さんや地域になります。
ブラジル アマレロブルボンの甘さやバランス、飲みやすさは、毎日飽きずに飲めて何にでも合わせやすくて最高です。
まさに万能コーヒー。スペシャルティコーヒーはフルーティーな酸味がないと、なんて言いますが、そんなこと関係ない。
毎日安心して飲めるコーヒーがブラジル アマレロブルボン。
毎年安定した品質でいつでも買える。最高のコーヒーです。
そらのお試しセットの浅煎り、中煎り、深煎りセットの中煎りを担うのはこの、ブラジル アマレロブルボンです。
それだけ自信があります!!
5、グアテマラ 中煎り
グアテマラといえばコーヒー、コーヒーと言えばグアテマラ。
そう思い浮かべる方も多いでしょう。
グアテマラのコーヒーにはちょっとした思い出があります。
中学生の時に、愛・地球博がありました。友達と遊びに行ったのですが、グアテマラブースで母にグアテマラのコーヒー土産を買ったんですね。コーヒーを選んだのは母がコーヒー好きと知っていたからなんですが、なんでグアテマラだったのかは今も謎(笑)
余程いい香りがしていたのかなぁと想像します。
なので、グアテマラといえばコーヒーなんです!
グアテマラはアンティグア、ウエウエテナンゴといった有名な産地がありますが、そのほかも聞き慣れない産地があり、産地ごとの特徴や美味しさがあり、コーヒー屋としても豆を選ぶ際に楽しい国でもあります。
豆にもよりますが、中煎り〜深煎りで飲むことが多いです。
そらだと基本は中煎りで深煎りでも美味しく飲めるコーヒーを選んでいます。
グアテマラの香りは癒やし効果があるようで、個人的には香りのグアテマラ。
いい香りのするグアテマラコーヒーをお届けしています!
6、エチオピア イルガチェフ ナチュラル 浅煎り
スペシャルティコーヒーといえばエチオピア。
特にこのイルガチェフ地域のコーヒーは有名かつファンも多いです。
そらではイルガチェフにこだわって選定していて、更にナチュラル製法のコーヒーを選ぶのですが、エチオピア イルガチェフ ナチュラルを選ぶのはそれなりの理由があります。
そらのエチオピア イルガチェフ ナチュラルはベリー系の香り、甘さがあるものを選ぶのですが、この香りや甘さは唯一無二なんです。ウォッシュド製法にはない香り、甘さ。フルーティーを表すのにこれ以上のコーヒーは無いと言っても過言では無いでしょう。
フルーティー=酸味、と、捉えられてしまいますが、酸味嫌いの僕も、これを酸味と捉えるのはもったいないと思うくらい、フルーティーなコーヒーなんです。
ウォッシュドもすごく美味しいのですが、まるで紅茶のよう。この間隔は正直他のコーヒーでもにた感じを味わえてしまうと思っています。
ただ、やはりエチオピア イルガチェフ ナチュラルは違うのでぜひ飲んでいただきたいコーヒーです。
そらのお試しセットの浅煎り、中煎り、深煎りセットの浅煎りを担うのはこの、エチオピア イルガチェフ ナチュラルです。
それだけ自信があります!!
7、ミャンマー オレンジサンシャイン 浅煎り
ミャンマーのコーヒー、飲んだことありますか?
インドもそうでしたが、アジアの国のコーヒーはまだまだ知られていないですね。
ミャンマーの特徴として、柑橘系の酸味が挙げられます。
そんな特徴をダイレクトに感じさせてくれるのが、ミャンマー オレンジサンシャイン。
商品名にオレンジとあるくらいですので、商社さんの自信の現れでもあります。
このミャンマー オレンジサンシャインも、焙煎機メーカー専用のロット、ブランドになっていて選びぬかれたコーヒー豆。
焙煎機メーカーにはもともと扱っていた、ミャンマー星山というブランドのコーヒー豆があったので、別のミャンマーを売りに来られてもなかなか首を縦に振らなかったそう。
しかし、このミャンマー オレンジサンシャインは一味違ったよう。遂に首を縦に振って採用。
焙煎機メーカー専用のロット、ブランドになった瞬間です。
ミャンマーといえば、クーデターがあり政変。実質的に軍事政権が支配しており、コーヒー関係者もマークされているそう。
ミャンマーの現地の代表は危険なので国外に逃亡し遠隔で経営や生産指導をされている。
そんな状況の中、なんとかコーヒー豆を確保し、日本に届けて頂いている。
そして、それを安全に安心して美味しく飲めている僕たちは幸せですね。
8、メキシコ デカフェ 中煎り
美味しくないというイメージがなかなか抜けないデカフェ。
しかしながら、そらのデカフェは美味しいです。
そんなポジショントークは普通ですが、実際にお客様からもご評価をいただけることが多いです。
メキシコデカフェは僕の奥さんが、妊娠中、授乳中のときにも飲んでいたコーヒーで、奥さんいわくデカフェと言われないと分からないそう。まぁ僕もそう思うのですが、ほんと美味しいんです。
コーヒーを飲みたくても飲めないのは辛いので、デカフェで満足感もあるならば尚良しですよね。
デカフェの除去率は99.9%以上!なので、カフェインはほぼ入っていません。
それでもしっかりとしたコーヒー感、香り、味、素晴らしいです。
9、エチオピア ゲイシャ ゲシャビレッジ農園 ナチュラル 浅煎り
そらでも創業当時から販売しているエチオピア ゲイシャ ゲシャビレッジ農園 ナチュラル。
パナマのゲイシャの方が有名ですが、ゲイシャことゲイシャ種はエチオピアのゲシャ村の由来でその名前が付けられています。
ゲシャビレッジ農園はそんなゲシャ村のど真ん中。
実はゲシャビレッジ農園の農園主はアメリカ人。
2007年にエチオピア政府からコーヒーのドキュメンタリー映画製作依頼をきっかけに、エチオピアの人々の生活、文化、風習に魅了され、その根底にあるコーヒーの生産を決心した米国生まれのアダム氏とエチオピア生まれのレイチェル夫人。
先住民族メアニット族との共生が最重要課題だったそうで、自然・人・コーヒーの共存・共生の理解・承認を得て、水源からの給排水整備をはじめ、現在の自然体系を崩さない様、土壌植物分析を行い新たに30,000本のシェードツリーを植木等を行っています。
類まれな品質を誇る希少品種ゲイシャですが、持続的な生産を続ける農家は多くありません。
その理由は、ハイブリッド品種はおろか、伝統品種と比較しても著しく生産量が低いだけでなく、原生種である所以でもあるのですが、チェリーの色づきが様々で、真紅やボルドーだけでなく、ピンクや赤茶など木々によって違いがあり、収穫時のピッカーに高い精度が求められる為でもあります。
また病害虫に対する耐性等も未知数な部分が大きく、リスクが非常に高い品種とも言えます。
それでもゲイシャ種を作り続ける理由は、誇り高きメアニット族が何世紀にもわたり守り続けてきたゲイシャ発祥の地で、彼らと連携・共生し、世界最高峰の品質を生産することで、エチオピアの素晴らしさを更に世界に広めたいからです。
エチオピア ゲイシャ ゲシャビレッジ農園 ナチュラルはそんなストーリーのあるゲイシャなんです。
ゲシャビレッジ農園は自社のブランドとしても確率しており、自社でオークションを開催しています。
ゲイシャの中でもいろんな価格がありますが、そらの扱うゲイシャはかなりお買い得。
ゲシャビレッジ農園の中のランクでは一番下のランクに値しますが、そんなの全然関係なく美味しい。
高ランクになればなるほど価格は高くなりますが、味も比例するかといえばそうではありません。
エチオピア ゲイシャ ゲシャビレッジ農園 ナチュラルは価格、味のバランスがちょうどいい。
より満足度が高いコーヒーだと思っています。
10、イエメン モカボルドー 浅煎り
最後はこれ、イエメン モカボルドー。
高価格かつ味も衝撃的。ゲイシャ以上の衝撃を受けました。
仕事柄いろんな高級コーヒーを飲みましたが、コーヒー感を感じられ、なおかつ他とは圧倒的に違いが分かる。
これが1番だと思います。
最近の高いコーヒーだと、ゲイシャ、コピ・ルアク、インフューズドコーヒー、バレルエイジドが思い浮かびます。
その他にも特殊な精製方法、ダブルファーメンテーションやダイナミックファーメンテーションなど。
一昔前だと、ブルーマウンテンとハワイコナ。
高いコーヒーは色々あれど、価格が高いだけで味が釣り合っていないものが多い印象を受けます。
イエメン モカボルドーの名前にもあるよう、ボルドーはワインで有名な地域。
酸味と甘みが溶け合う繊細な赤ワインの様な味わいを持ち、モカ港とボルドー港の名を冠したモカボルドーの名がつけられました。
イエメンはじめアフリカの国では家の庭にコーヒーの木が生えていることは珍しくありません。
その木から実を取ってコーヒーにし、生計をたてることもあるんだとか。
手間暇をかけずに、ただ大地にもとから生えている原種。
まるでコーヒーの神がつくったような、そんなイエメンの珈琲ですが、『イエメン モカボルドー』は、そんなイエメンでは珍しい手間も暇もかけて作られたコーヒー。
美味しくないわけがない。まさに特別なコーヒー。
その異常な味・香り・ハーモニーは、どなたの心にも強烈なインパクトを残すと思います。