コーヒーが苦い原因はお湯の温度かも。100℃と80℃で淹れ比べてみた - 岐阜県大垣市のスペシャルティコーヒー豆専門店 焙煎幸房“そら”
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コーヒーが苦い原因はお湯の温度かも。100℃と80℃で淹れ比べてみた
     公開日:2026年4月16日 (木曜日)

こんにちは!焙煎幸房そらです☕

おうちでコーヒーを淹れるとき、お湯の温度って気にしたことありますか?

「沸騰したケトルから、そのまま注いでます」という方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

実は、お湯の温度をほんの少し変えるだけで、コーヒーの味はびっくりするくらい変わります。

今回は、沸騰したて(100℃)のお湯と、80℃まで冷ましたお湯で同じ豆を淹れ比べてみました。温度計は使いません。「家にある道具だけで、今日からできる」がテーマです。

実験の条件

使った豆は、そらの深煎り豆。豆の量はどちらも同じです。

違うのは温度だけ。

100℃:沸騰したケトルから直接注ぐ(かなり極端な条件)
80℃:別のポットに移し替えて冷ましたお湯で注ぐ

ドリップポットも使わず、ケトルからそのまま注ぐので正直コントロールは難しいです。でも「こうやって淹れてる方、少なからずいるんじゃないかな」ということで、あえてそのままやってみました。

淹れている最中の違い

まず、見た目からして全然違いました。

100℃の方は、お湯を注いだ瞬間からガスが激しく抜けて、表面がボコボコと荒れます。粉の粒々が浮いてきて、見た目にも「荒々しい」感じ。

80℃の方は、ガスの抜け方がゆっくりで穏やか。表面の泡もきめ細かくて、きれいに膨らんでいきます。

この段階で「仕上がりの味、けっこう違うだろうな」という予感がしました。

飲み比べてみた結果

まず僕の感想から。

100℃の方は、一口でわかります。濃くて、苦くて、味の主張がかなり強い。これは「過抽出」と呼ばれる状態で、高い温度でお湯を注ぐと成分が出すぎてしまうんですね。しっかり特徴は出ているんですが、ちょっと強すぎる。飲んだ後も口の中に嫌な感じが残ります。

80℃の方は、だいぶまろやか。飲みやすくて、誰でも飲めそうな優しい味わい。温度が低い分、成分がゆっくり出るので、嫌な苦味や雑味がほとんどありません。深煎りでやってるんですが、こっちの方が僕は好きですね。

実際に飲み比べてもらいました

今回は、一緒に飲み比べてくれた方がいたので、そのリアクションも紹介します。

まず100℃の方を一口飲んだBさんの第一声が、

あ、めっちゃ濃い!

続けて80℃の方を飲んで「全然違う!口当たりが全然違う」と。同じ豆・同じ量で、温度だけでここまで変わるとは思わなかったようです。

Cさんの感想もおもしろくて、「苦みが来るまでの速度が違う。100℃の方はダイレクトに”苦っ!”ってなる。80℃の方はじわじわ来る感じ」と、味の伝わり方の違いを言葉にしてくれました。

そしてBさんが100℃の方を飲みながらひと言。

すごい苦いけど……目覚めたい時にはいいかも(笑)

たしかに、パンチはすごいです(笑)。ただ、飲み終わった後に口の中にずっと残る感じがあって、Cさんも「まだ残ってる」と言っていました。100℃はちょっと成分が出すぎているんですね。

でも、80℃がベストかというと……

ここが大事なところです。

80℃のコーヒーは確かにまろやかで飲みやすい。でも正直なところ、「まろやかすぎて、豆の特徴がちょっと薄い」とも感じました。

100℃は強すぎる。80℃はちょっと物足りない。じゃあどのくらいがちょうどいいのか。

そらがおすすめしているのは、85℃〜90℃です。

このあたりの温度帯だと、豆の個性がしっかり出つつ、雑味や嫌な苦味は抑えられます。深煎りでも浅煎りでも、まずはこの温度帯で試してみるのがおすすめです。

温度計がなくても大丈夫です

「85℃とか90℃とか言われても、温度計ないし……」と思った方、安心してください。

沸騰したお湯を、別のポットやサーバーに一度移し替える。
これだけで、お湯の温度はだいたい90℃前後まで下がります。

本当はカップやサーバーをお湯で温めておいて、そこに一度入れて戻すとさらに安定しますが、まずは「移し替えるだけ」で十分です。

特別な道具は何もいりません。覚えるのはこの1ステップだけ。これだけで、毎日のコーヒーの味がぐっと変わります。

おまけ:深煎りの方がカフェイン少ないって知ってました?

試飲中に出た話題で面白かったのがこれ。

Bさんが100℃のコーヒーを飲んで「これ、目が覚めそう!カフェイン多いんですか?」と聞いてくれたんですが、実は深煎りの方がカフェインは少ないんです。

「苦い=カフェイン強そう」って思いがちですよね。でも実際は、焙煎が進むほどカフェインは減っていきます。カフェインが多いのはむしろ浅煎りの方。

Bさん・Cさんも「えー!知らなかった!」と驚いていました。ちょっとした豆知識として覚えておくと、コーヒー選びがもっと楽しくなりますよ。

まとめ:「正解の温度」より「自分の好きな味」

今回の淹れ比べでわかったのは、温度を変えるだけで味が全然違うということ。そしてそれは、高い道具や特別な技術がなくても、誰でも試せるということです。

「何度が正解」ということではなく、温度をちょっと意識してみることで、自分の好きな味に出会えるかもしれません。

まずは、沸騰したお湯を別のポットに移し替えるところから。ぜひ一度試してみてください。

ごゆっくりとお楽しみください。またお待ちしています☕

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