コーヒーのシングルオリジン。
どういう意味なのか知っていますか?
今回はシングルオリジンについて書いていきます。
コーヒーのシングルオリジンとは?
生産国という大きな枠でなく、農園や生産者、精製方法、栽培標高、栽培品種などが分かるコーヒーのことです。
例えば、当店のエチオピア イルガチェフ だと
[州(Region)] SNNPR (Southern Nations and Nationalities People`s Region)
[区域(Zone)] ゲディオ (Gedio)
[地域(District)] イルガチェフェ (Yirgacheffe)
[標高] 1800-2100m
[気温] 日中:20-25℃ 夜間:15℃
[土壌] 肥沃な赤茶土
[平均年間降水量] 1250-1900mm
[シェードツリー] ワンザ(Wanza)、バーバラ(Birbirra)、アカシア(Acachia)
[収穫期] 11 月/1 月
[乾燥] アフリカンベッド上にて約2週間天日乾燥
というように生産地域、標高、気温などが分かります。
だからなに?
と言われるかもしれませんが、ここまで分かることは凄いことです。
同じ国の豆でも地域、農場が違ったり、標高が違ったりするだけでも味わいに違いがでます。
生産者の個性が出るとも言えるかもしれませんね。
ストレートコーヒーとシングルオリジンは違うのか?
これは違いますね。
ストレートコーヒーとは、国や地域が同じという意味です。
例えば、ブラジル サントスというコーヒー豆です。
これはブラジルのサントス港(サントスという港)から出荷されていますよ。という意味です。
なので、シングルオリジンとは全然違います。
お米や野菜で例えると
岐阜県大垣市のコシヒカリという大きな枠
岐阜県大垣市の岩田さんが作ったコシヒカリ、農薬を使用せずに作っています。
みたいな感じです。
JAの直売所などの野菜でも同じでPOPに生産者の名前や写真、どのように作られているか記入されていますね。
ワインに似てきたとよく言われているそうです。
僕はワインには詳しくないのですが、ワインの方が古くからシングルオリジンのような考え方をされているそうです。
スーパーで買う野菜より、自分で作った野菜やおばあちゃんが作った野菜の方が愛着があって美味しく感じますよね。実際に美味しいと思いますが^^;
あなたがコーヒー豆を選ぶ際の参考になると嬉しいです。
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