コーヒー豆を粉で買ったもの、豆から挽いたものを淹れ比べてみた
コーヒー豆は豆のままで買ったほうが長持ちし美味しいと言いますが、実際にどのように違うのか知っていますか?
なかなか比べる機会がないと思うので、頂いたコーヒー豆(粉)でちょっと実験してみました。
「粉で買ったもの」と「豆から挽いたもの」を同時に淹れ、どのように違うのかを見てみましょう。
左が「粉で貰ったもの」
右が「豆から挽いたもの」
です。
焙煎度の違いはご了承ください。
左のほうが少し浅いですね。
一投目注ぎました。
違いが明らかですね^^;
「豆から挽いたもの」は
ドーム状に膨らんでいます。フィルターが白色から茶色に変色してきてますね。これはコーヒーをしっかり抽出できているとフィルターに色が付くんですね。
一方、「粉で貰ったもの」は
膨らんでないですね^^;
フィルターも白色のままです。。。
抽出終わりです。
ビーカーの中のコーヒーは見た目はあまり変わらないですね^^
しかし、奥のビーカーを見ると残ったお湯が落ちてきておりコーヒーの色の濃さの違いがおわかり頂けると思います。
フィルターの中の粉を見ると、やはり違いますね。
上から撮った写真です。
「粉で貰ったもの」は真ん中だけストンと窪んでます。
粉の粒1つ1つが確認できるのもわかります。
「豆から挽いたもの」は真ん中あたりに泡が溜まってますね。
この泡自体は雑味成分の塊みたいなものですが、新鮮な豆だからこそ出てくるものでもあります。
僕の紹介している淹れ方だと、この泡はサーバーなどに落ちないようになっているので大丈夫です^^
ぜひ動画でもご覧ください。
粉で購入すると二酸化炭素の排出が早くなってしまいます。
そのため、最初にお湯を注いで蒸らしをするのにガスが出ないので蒸らされないんですね。
お湯を注いだらスーッと下まで落ちてしまいます。
そのため、コーヒーの粉1粒1粒の表面が濡れるだけで、中心まで染み込まずコーヒーの成分が抽出されにくくなります。
2回目、3回目とお湯を注いでも同じです。
豆から挽いたものだと、ガスが残っているため、お湯を注いだら反応してプクプク膨れてきます。
そして、じんわり粉1粒1粒の中心まで、お湯が染み込んでいくわけです。
コーヒーの成分をしっかり抽出するための準備ですね。
その後2回目、3回目とお湯を注ぐとコーヒーの成分をしっかり抽出できるようになります。
粉で買ったものを美味しく飲むには長くて1週間程です。
豆だと常温でも長くて1ヶ月、冷凍すると何ヶ月も美味しく頂けます。
人によってコーヒースタイルや生活スタイルなども違うので、一概に豆での購入が良いとは言えませんが、
やはり、コーヒー豆を売る側だと
豆のまま購入して、家で挽いて飲んで頂きたいですね^^
今回はここまでです。
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