

エチオピア イルガチェフG1 アラモ村

エチオピア コチャレ地域ビロヤ村

苦味 | ★☆☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
甘み | ★★★★★ |
コク | ★★★☆☆ |
香り | ★★★★★ |

〜イルガチェフのシングルオリジン。鮮烈な果実味。〜
古くは最高級水洗式アラビカの産地として知られていたイルガチェフでしたが、近年は完熟コーヒーをアフリカンベッドて丁寧に天日乾燥したナチュラル・アラビカが、スペシャルティー・コーヒーの世界で定評を得るにいたりました。
ここ数年は、イルガチェフの中でも、特に高品質で特徴的なコーヒーを産する特定地区の名前が知られるようになってきました。
アラモ村も、そのような地区の一つで、柔らかさの中にしっかりと甘みを秘めた、熟したトロピカルフルーツを思わせる甘みのあるフレーバーと深いコク、穏やかな酸味のバランスのとれたイルガチェフの一級品ならではの香味をお楽しみいただけます。
エチオピア イルガチェフ 品質向上1
小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。
赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)
パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。
天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。
パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。
エチオピア イルガチェフ 品質向上2
現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。
イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになり、これが品質安定しない原因です。
イルガチェフ地域は東西に分かれており、西側をオロミア族のオロミア地区、東側をゲデオ族のゲデオ地区からなります。
アラモは東側のゲデオ地区のほぼ中央部に位置します。
赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。
またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。
品名:エチオピア イルガチェフG1 ナチュラル アラモ
産地:エチオピア中南部、南部諸民族州、ゲディオ地方、イルガチェフ地区、アラモ村
生産者:アラモ村の小農家さん500世帯
標高:1920~2020m
品種:地場品種
規格:G1
栽培 : シェードグロウン
サイズ:16up
精製:ナチュラル
完熟チェリーを手摘み、アフリカンベッドで頻繁にかき混ぜながら、2~3週間かけて天日乾燥。
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焙煎幸房“そら”
代表 岩田純
住所 :岐阜県大垣市墨俣町二ツ木80-1
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