

エチオピア ゲイシャ シェワジバブ(ウォッシュド)

エチオピア ゲイシャ

苦味 | ★☆☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
甘み | ★★★★☆ |
コク | ★★☆☆☆ |
香り | ★★★★☆ |

〜超希少種ゲイシャ!〜
【ゲシャビレッジ農園の軌跡】
2007年にエチオピア政府からコーヒーのドキュメンタリー映画製作依頼をきっかけに、エチオピアの人々の生活、文化、風習に魅了され、その根底にあるコーヒーの生産を決心した米国生まれのアダム氏とエチオピア生まれのレイチェル夫人。夫妻は、当初首都アディス近郊で農地を探しはじめますが、求める環境・気候条件に合わず、いつしか遥か遠方まで探索の範囲を広めていき、辿り着いた場所が、Gesha種発祥の地であるGesha村だったのです。
【立ちはだかる障壁】
当時は、政府によって数年前に道路が敷かれたとはいえ、農園までは首都アディスから車で丸二日かかりました。単に農園を訪問するだけでなく、農園建設資材運搬など困難を極めました。川に橋を渡し、人手を確保し、一つずつ地道に困難を乗り越え、一年かけて農園を開設しました。
【何よりも人を大切に】
一目でこの地に惚れ込んだ夫妻が最初に行った事は、現地メアニット族との共生への話し合いです。Shaya氏とOma氏を族長とするメアニット族は何世紀もこの地の守護者として、その偉大な大地を守り続けており、彼らの理解・連携が最重要課題でした。夫妻は、二人の族長に環境保全・促進に基づく農園づくりを時間をかけて説明し、自然・人・コーヒーの共存・共生の理解・承認を得て、水源からの給排水整備をはじめ、現在の自然体系を崩さない様、土壌植物分析を行い新たに30,000本のシェードツリーを植木等を行っています。
【Geshaの原種を求めて】
農園から約20㎞に位置するGesha種の原生林ゴリゲシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がるGesha種の現生地。様々なGesha種が実を付けていました。ゴリゲシャの森から持ち帰った様々な品種から選別した6種を試験的に栽培し、試行錯誤の後、次の3品種に絞りました。
Gori Gesha 2011 (GG)
ゴリ・ゲシャの森の遺伝子多様性を反映する品種
Gesha 1931 (G31)
木の形態や果実のサイズ、外観、カップ品質がパナマ・ゲイシャに最も酷似した品種。
Illubabor Forest1974 (IF)
エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974年にイルバボアの森にて採取。
【終わりなき挑戦】
正真正銘ゼロからのスタートを切ったゲシャビレッジ農園。様々な障壁を乗り越えて、6年目の2017年には1,200袋を超える生産量(生産2年目)となり、世界各地のバリスタ大会などでもその品質を認められています。
類まれな品質を誇る希少品種Geshaですが、持続的な生産を続ける農家は多くありません。その理由は、ハイブリッド品種はおろか、伝統品種と比較しても著しく生産量が低いだけでなく、原生種である所以でもあるのですが、チェリーの色づきが様々で、真紅やボルドーだけでなく、ピンクや赤茶など木々によって違いがあり、収穫時のピッカーに高い精度が求められる為でもあります。
また病害虫に対する耐性等も未知数な部分が大きく、リスクが非常に高い品種とも言えます。
それでもGesha種を作り続ける理由は、誇り高きメアニット族が何世紀にもわたり守り続けてきたGesha発祥の地で、彼らと連携・共生し、世界最高峰の品質を生産することで、エチオピアの素晴らしさを更に世界に広めたいからです。そして、それは次の世代の礎となり、コーヒーを通じて私たちができる事と信じ続けているからです。
農園主夫妻(アダム氏とレイチェル夫人)は、現状に満足せず、これからも様々な試行錯誤を行い、更なる品質の向上と共に、地域住民の生活水準の向上を目標に日々細心の注意を払いながら、一つ一つの工程を全力で取り組んでいます。
エチオピアの西の果てに鬱蒼と茂ったベンチ・マジ(Benchi-Maji)地区のジャングル。この息を呑む様な美しい大自然の中で、ゲシャ・ビレッジ・コーヒー農園は約471㌶の敷地でコーヒーを育んでいます。都市部から遥か遠くのこの地で、長年の夢であったコーヒー農園を2011年から開拓し、農園からほど近いゲシャ種発祥の地であるゴリ・ゲシャの森(Gori Gesha Forest)から世界最高峰品質のゲシャ種を厳選し栽培しています。
数年に亘る努力の末、この素晴らしい周辺の自然環境に引けを足らないコーヒー品質を誇りを持ってお届けします。農園ではゴリ・ゲシャ種だけでなく、他の地場品種も栽培しています。先住民メアニット(Meanit)の人々と協力し、自然環境への配慮や雇用機会など相互理解に努めています。
ゲシャ・ビレッジ農園は栽培から精製・乾燥まで全てのプロセスに妥協せず、従業員及びお客様への敬意を示し、エチオピア最高の品質であると同時に最も環境に配慮した農園であり続けるよう日々努力しています。
【収穫】10月初旬から1月中旬
【地域】エチオピア南西部、ベンチマジ区
【敷地】全体で471ha、コーヒーの栽培面積は320ha
【標高】1,909m~2,069m
【GPS】6.54012, 32.50202
【樹林】700,000本
【密度】2,000本/ha
【保護区域】全体の27%
【シェード】シェードツリー(30,000本)と自生森
【土壌】原生林、茶赤色ローム質
【気温】9-30℃
【野生生物】様々な鳥類、イノシシ、シカ、チーター、バッファロー、ライオン、
サル、ハイエナ、ハリネズミ、ウサギ、その他地場固有種
【精製方法】
ウォッシュド :機械によるミューシレージ除去、又は12-36時間の浸水発酵後、
水分値30%まで2-3日陰干し、アフリカンベッドにて12-19日かけ水分値11%まで乾燥。
ナチュラル:フローター除去後、アフリカンベッド上に薄く拡散し、
ビニールシートでカバーし乾燥時間を調整、18-30日間で乾燥。
ハニー:ホワイト、レッド、イエロー、ブラックとミューシレージの付着度に応じて区別。温室乾燥。
【コーヒーの品種】
オリジナル・ゲシャ:農園から20㎞ほど離れたゴリ・ゲシャの森から採取した品種です。歴史照査及び遺伝子調査を基にパナマ・ゲイシャ種の自生区域を特定し、二品種を厳選採用しています。
Gori Gesha 2011 (GG):ゴリ・ゲシャの森の遺伝子多様性を反映する品種
Gesha 1931 (G31):木の形態や生豆のサイズや外観及びカップ品質がパナマ・ゲイシャに最も酷似した品種。
エチオピア・リサーチセンター
Illubabor Forest1974 (IF):エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974年にイルバボアの森にて採取</span>
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焙煎幸房“そら”
代表 岩田純
住所 :岐阜県大垣市墨俣町二ツ木80-1
TEL :070-2618-5192
E-mail :roastery@coffee-sora.shop
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